Detail
現代に蘇る古代種の茶色い綿。
もともと綿花は白ではなく、茶色いワタだったようです。
アメリカの生物学者サリー・フォックス女史がオーガニック農法により
古代種を蘇らせることに成功した茶綿。
品種改良の際に超長綿と交配を重ねたことで、滑らかな柔らかい仕上がりとなっています。
さらに、偶然の産物により緑色も生まれました。
そんな貴重なシリーズを丁寧にじっくりと編み上げたパイルソックスにしました。
肌側には撚り方に工夫をしたインド産オーガニックを使用し、
独特な肌触りと無染色のナチュラルな濃淡が特徴的な一足となっています。
耐光堅牢度に弱く、生産時期によって色ムラも出ることがございますが、
オーガニック農法による温かみを感じます。現代の綿が白いのは、
商業的に活用をしやすいよう品種改良を重ねてきた技術の集積を続けてきた結果です。
綿の歴史と、柔らかな風合いを実感できる靴下となっています。
92%COTTON, 7%POLYESTER, 1%POLYURETHANE
日本製
■ HOiSUM(ホイサム)のブランドストーリー
HOiSUM(ホイサム)は、挨拶を意味する「Hoi」と、
粤語(エツゴ)で“心”を表す「Sum」を組み合わせた造語です。
どんな出会いも挨拶から始まり、人の心でつながっていく——
そんな想いを軸にしたモノづくりを行っています。
効率や利便性が優先される時代だからこそ、
人の手で生み出されるモノの価値や、
長く大切にできる日用品の存在を見つめ直したい。
原料の質や由来にこだわり、日本の職人と丁寧に向き合いながら、
日々の暮らしに寄り添うアイテムを届けています。
特に靴下は、ニット製品の起源とも言われる分野。
歴史ある日本のファクトリーへの敬意を大切にし、
履き心地・耐久性・印象に残るデザインを追求しています。
一度足を通すと記憶に残る、そんな存在感のある一足です。
ファッションを楽しむ方はもちろん、
ライフスタイルやモノづくりの背景を大切にする方々から
支持されています。