Detail
イギリスを代表する現代でも熱狂的ファンの多いアート&クラフトの先駆者ウィリアム・モリス。
イギリスのテムズ川支流の名前をつけた「川」シリーズの作品をはじめ、
ウィリアム・モリスの描く自然の代表作にHOiSUMらしいアレンジを加えた靴下が完成しました。
《孔雀と竜》、《チューリップとバラ》 という2作品をコラージュした1足です。
孔雀と竜は、モリスがケルムスコット・ハウス※の客間で使用した生地です。
幅いっぱいに連続する対の孔雀と竜が上下に交互に繰り返されていて、
109x90cmのリピートを最も見映えよくするには大きな織物が必要とされました。
交織綾織りのこの作品はモリスが考えていた中世の掛け布の理想に最も近いもので、
鳥の織り物のパターンは中国やイタリアの古典的な源泉に由来しています。
一方、チューリップとバラは、モリスの最も初期の織物デザインとして記録されています。
このデザインの最大の魅力は汎用性の高さにあります。
カーテン、ソファ、クッション、ハンギング等、様々な物に使われていたデザインです。
2つの作品をパイルの靴下にプリントすることで、オリエンタルで、とても華やかな1足になりました。
※ケルムスコット・ハウスは、ウィリアム・モリスが晩年を過ごした、ロンドンのハマスミスにある家です。
■ HOiSUM(ホイサム)のブランドストーリー
HOiSUM(ホイサム)は、挨拶を意味する「Hoi」と、
粤語(エツゴ)で“心”を表す「Sum」を組み合わせた造語です。
どんな出会いも挨拶から始まり、人の心でつながっていく——
そんな想いを軸にしたモノづくりを行っています。
効率や利便性が優先される時代だからこそ、
人の手で生み出されるモノの価値や、
長く大切にできる日用品の存在を見つめ直したい。
原料の質や由来にこだわり、日本の職人と丁寧に向き合いながら、
日々の暮らしに寄り添うアイテムを届けています。
特に靴下は、ニット製品の起源とも言われる分野。
歴史ある日本のファクトリーへの敬意を大切にし、
履き心地・耐久性・印象に残るデザインを追求しています。
一度足を通すと記憶に残る、そんな存在感のある一足です。
ファッションを楽しむ方はもちろん、
ライフスタイルやモノづくりの背景を大切にする方々から
支持されています。